平成24年4月29日(日・祝)に日本武道館にて全日本柔道選手権大会が開催され、観戦してきました。
今回はロンドンオリンピックの100㎏超級の日本代表選考に関わる重要な試合でもありますが、100㎏級穴井隆将選手、90㎏級西山将士選手、西山大希選手が福岡体重別の為に出場しないのが残念で多少の盛り上がりに欠けるのもあり得ることと思いながら足を運びました。
宏道館の見学者です(この他・・・中庸塾・角田先生、四倉暢神館・岡部先生が加わりました。)
試合は東北大会を勝ち抜いた野島恒久選手(福島県警)が2回戦から登場、北信越代表の西村久毅選手と対戦して序盤は野島選手のペースで進んでいたが払い巻き込みで敗退。
3回戦注目のカード・棟田康幸選手(警視庁)VS高井洋平選手(旭化成)は棟田選手の僅差判定勝ち。
準々決勝・第1試合棟田康幸選手(警視庁)VS加藤博剛選手(千葉県警)は去年のリベンジならず加藤選手の僅差判定勝ち
第2試合・百瀬 優選手(旭化成)VS上川大樹選手(京葉ガス)の同級生対決は寝技で有利だった百瀬選手の僅差判定勝ち・・・100㎏超級候補上川選手敗退
第3試合・今伸び盛りの若手・芳賀龍之介選手(東海大学)VS鈴木桂治選手(国士舘大職員)の対戦は前半鈴木選手、後半羽賀選手のペースで試合は進みましたがうまさに勝る鈴木選手が僅差判定にて退けた。鈴木選手の釣手の強さで羽賀選手が技を出しきれない様子でした。
第4試合・去年の講道館杯100㎏超級優勝の若手石井竜太選手(日本中央競馬会)と2年前の全日本優勝の高橋和彦選手の長身対決は力の差、勢いの差が対照的だった試合でした。今の勢いが好調の石井選手が高橋選手をねじ伏せて大外刈り一本勝ちで石井選手の勝利・・・100㎏超級候補高橋選手敗退
準決勝・第1試合加藤博剛選手の開始早々の巴投げ技有にて百瀬選手に優勢勝ち
第2試合鈴木選手が石井選手の大外刈りを受け技有、その時肩を脱臼し組めずのち反則が累積し総合負け・・・100㎏超級候補鈴木選手敗退
決勝は加藤博剛選手のうまさが光る試合運びにて最後は石井選手の技に体を合わせ浮き落としでの一本勝ち。90㎏級の選手が優勝することは40年ぶりで関根忍さん以来とのことでした。
最後に・・・ ランキング上位の選手の敗退(上川、高橋、鈴木)で福岡体重別に鈴木選手はケガの為おそらく出場できずとすると上川、高橋両選手では正直なところメダルに絡まない恐れがあるように思えてオリンピック観戦が不安でしょうがないです。早く若手の台頭を望むところですが世界のJUDOの時代なのでこのことも現実に受け止めなくてはならないのではと考えています。